
金型業界の「医療モデル」“診断・治療・予防”金型のお医者さん🩺🧰
「金型」は、量産のマザーツール・マザーハート。製作元不明金型の図面ナシ
でもその心臓部がいま、静かに、しかし確実に弱っている——。
人が減り、技能が継承されず、現場はギリギリで回り、そして不良は“工程の後ろ”で見つかって廃棄が増える。
さらに厄介なのが、製作元が不明な古い金型=製作元不明金型の図面ナシ。直したくても直せない。
**「金型を“医療”として扱う」**という、産業構造を変える提案です。
-
金型業界の課題は、“慢性疾患”化している
-
解法は 診断→治療→予防 の「医療モデル」:再現性が高く、属人性を下げられる
-
コーニシュの処方箋は2本柱
-
VE金型:工程集約でコスト・時間・廃棄を削る
-
センサー:プレス中に欠陥をリアルタイム検知して不良ゼロに近づける
-
-
成果は「気合」ではなく、**KPI(検出率・廃棄・停止時間・品質コスト)**で説明できる
1. 業界が直面する「3つの症状」—原因は“技術”より“構造”にある
画像の左側は、現場の痛みを3つに整理しています。
症状①:金型メーカーの減少と技術者不足
少子高齢化で熟練者が引退し、労働力不足が深刻化。
ここで問題なのは「人数が足りない」だけではなく、技能が“暗黙知”のまま消えることです。
症状②:生産ラインでの不良品発生リスク
従来の品質管理は“後工程で見つける”設計になりがち。
欠陥発見が遅れれば、大量廃棄=品質コストの爆発につながります。
症状③:メンテナンス困難な「孤児金型」
製作元不明・図面なし・履歴なし。
この状態は医療で言えば「カルテがない患者」。診断難易度が跳ね上がります。
2. 処方箋は「診断・治療・予防」—“金型のお医者さん®”という設計思想薬💊
右図イラスト
診断・治療・予防:『金型のお医者さん®』
既存金型の診断・修理・延命で、持続可能なものづくり現場を支える
**現場が続く仕組み(サステナブルな保全モデル)**に進化
医療モデルを、工学に翻訳すると
-
診断(Diagnosis)=現状の状態推定(摩耗・変形・偏心・ガタ・温度影響など)
-
治療(Treatment)=修理・再研磨・条件最適化・工程再設計
-
予防(Prevention)=インプロセス監視+保全計画+標準化(属人性の低下)
3. 革新的技術①:コーニシュ®VE金型 —「工程を減らす」は最強の品質対策
画像の記載:
「複数工程を1つに集約し、コスト、時間、廃棄物を大幅に削減」
**Value Engineering(価値工学)**の本質は、価値を落とさずにムダを消すこと。
工程が多いほど、
-
段取りが増える
-
調整ポイントが増える
-
誤差が積み上がる
-
不良の発生点が増える
つまり 工程集約=品質の母数を減らす という、かなり学術的に強い独自手法です。
4. 革新的技術②:コーニシュ®センサー —「不良は製品ができる瞬間、そのときに見つける」
画像の記載:
-
プレス加工中にリアルタイムで欠陥を検出し、不良品ゼロを目指す
-
不良品検出率 99%(図内表記)
-
シワ検出感度:高さ ≥ 0.1 mm
-
割れ検出感度:幅 ≥ 0.5 mm
-
後工程検査:事後検知(Late detection)
-
インプロセス検知:早期検知(Early detection)+即時フィードバック
不良が出てから止めるのではなく、
不良の兆候を見て止める(あるいは条件を戻す)設計KPに近づきます。
6. 定量モデル:
センサー(インプロセス)とVE金型(工程削減)は、内部失敗コストを直撃で下げるのが強い。
7. “東大阪”の地域物語
東大阪は、現場の知恵と技能で日本の製造を支えてきた象徴的な土地です。
だからこそ、ここで提案される「金型のお医者さん®」は
単なる企業サービスではなく技能の“医療化(標準化・可視化)”による産業の延命というメッセージ。
製造業の未来は、派手なDXだけで決まらない。
“現場が回り続ける地域デザイン”で決まる。
8. 最後に:あなたの現場の「症状」はどれですか?
-
技能者を育てたい
-
不良が後工程で発覚する
-
製作元不明の金型を抱えている
-
工程が多く、段取りが増え続けている
0729813477
s@konishi-kanagata.co.jp



